公開ブログ(2024/5/4更新)

K358 経文読誦①

K358 経文読誦①

- m ueda の投稿
返信数: 0

前々回、経験知の伝承ということで「支援集会」について書きました。
今回は「経文読誦」について書きます。

思い起こせば、初期のころの経文読誦は、まるで「歌を歌う」ような読み方でした。
「だ~い宇宙に光あり~」っていう感じ。
真理の言葉・正心法語は十分ぐらいかけて読んでいたんじゃないかな。
ゴールドCDでの総裁先生は三分程度だったので、テンポの遅さに違和感を感じてました。
「教祖がお手本を示しているのに弟子が合わせていない」っていう違和感。
まあ、たしかに「大勢で読むときは少しゆっくりのほうが合わせやすい」というご教示もありましたが。
あと、「発声法」がまるで伝統仏教の読経のような鼻に架かる声の人もいました。
しばらくして、「語尾を伸ばさないように」という指導が教団からなされました。

確かに、「語尾」は経文の御意図を示す言葉が多いので、これが不鮮明になるのはよろしくない感じはします。

あと、一つ付け加えるとしたら、学生時代に音楽の先生(たぶん声楽専攻だった?)が、
「歌い出しの音は、口を意識的にはっきり開けるように」と指導していました。
これだけで合唱のレベルが一段上がったことを覚えています。

ということで、今回のブログでは、経文読誦のテンポは総裁先生が標準、冒頭と語尾を明瞭にする、この二つをお伝えしました。
ベテラン信者の方であれば「後世への最大遺物」ほどではなくても「せめてこれだけは伝えておきたい」という気づきはあるんじゃないでしょうか。
教団の発展のために、それらを若い世代の信者さんに共有していただきたいと思います。