公開ブログ(2025/5/11更新)

K429 時代認識② 黙示録としての『小説 十字架の女』

K429 時代認識② 黙示録としての『小説 十字架の女』

- m ueda の投稿
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(今回もメンバーブログと同内容です)

『小説 十字架の女②』の対談の14分あたりで、
「この内容を宗教家として書くなら預言書、ないしは黙示録として書くべきもの」
と語られている。

この言葉に対して、我々は、そして教団としては、そのように受け止めていただろうか。
16分あたりで総裁補佐が
「信者も職員も、どこかで今までのまま続いていくだろうと思っている」
と語られている。

まさにその通り。私自身もどこかでそう思っていた。
「いくら法が説かれても、本気にしてない弟子たち」という図式になっている?
楽曲「ウィズセイビア」では「神の心から離れたらただの漂流船」とある。

世紀末において漂流するということは、やがて難破船、そして沈没船になっていく未来が待っているのかも。
前々回(自己中悶絶時代)でも引用した「滝壺に落ちていこうとしている」は、
親鸞を引き合いに出して、実は我々に対する警告であったということ。
この機会にもう一度、「黙示録」として『小説 十字架の女②』を読み返してください。