公開ブログ(2024/5/4更新)

【再掲】念と信念

【再掲】念と信念

- m ueda の投稿
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※五年ほど前のブログなので、大嶋館長はすでに異動されていますが、当時の肩書のまま掲載します。

最近、琵琶湖正心館の大嶋館長の講話を聴く機会を頂きました。
特に印象に残ったもののなかで、今回は「心に何を描くか」をご紹介します。
経典『信仰と愛』の第3章「信念の力」から引用します。
この世には、人々が自己実現をしてゆくための武器はたくさんあります。(略)
たとえどのようなものを並べられたとしても、「信念の力に勝るものはない」、そう私は思うのです。
「信念」とは、信じ、念うと書いてあります。「信ずる」とは、受け入れる」ということです。そして「念う」とは、「その受け入れたものを、この地上に姿あらしめんと念う」ことです。
さすれば、我らは、信ずるという言葉において、いったい何を受け止めればよいのでしょうか。私はこれを「神の理想」と呼びたいのです。(略)
念いの力、念とは、自らの持っているすべての力を集約してゆこうとする試みです。(略)
このエネルギーの奔流は、その根源が、その淵源が、神の理想から来ているからこそ、また強いのです。

ということで、自己実現の一番の武器が「信念の力」。
ただし、館長はこれを使うときの注意点として、「信念」なのか「念力」なのかを区別せよと。
「信念の力」を使うためには、まずは「信」の部分が、自我ではなく神の理想に由来しているかを点検し、その神の理想をこの世に現そうとする「念」になっているか。自我由来の念力だと、間違うと黒魔術になってしまうとのことでした。

また、神の理想が立ち上がると本当に強いエネルギーが出てくる。
しかし、富系の研修などでも、単なる方法論として認識するのか、その元に神の理想を持っているかによって、出てくる結果がまったく違ってくるとのことでした。