公開ブログ(2024/5/4更新)

K392 布教所再起動① 私人と公人

K392 布教所再起動① 私人と公人

- m ueda の投稿
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私の所属する支部では、数年前に布教所の開設ブームがありました。
やはり、サンガの現状は支部長の個性によって支部運営が左右されている状態が続いています。
ブームはやがて去り、布教所としての活動も下火となり、個人の力量に依存する布教所運営になってきました。
全国でも似たような状態かもしれません。
一時的な熱狂は「右にならえ」の人たちも巻き込むことはできますが、その後のフォローが無いと元に戻ることが多いです。

で、こういう問題点を指摘するだけで終わってしまうと、ただの批判になってしまいます。
「民主主義は代替案を出すこと」という一転語は、本当にありがたかったと今でも感謝しています。

では、布教所再起動のためにどうするか。
その一つが「私人と公人」という視点。
布教所長は「公人」です。霊的役職者であり、天上界から期待を担っている立場です。
まずは「御本尊」があることが布教所の要件だったと思います。

家庭御本尊のある家は当会の小さな支部のようなものです。(略)
ここも、間違いなく、一つの小さな支部のようなもの、末端支部なのです。
(会内経典『信仰を深めるために』)

ということで、「布教所長は末端支部の支部長」という立場であり、それにふさわしい「自分づくり」を促していくことから始める必要がありそうだと思います。