自分の潜在意識がどうなっているのか。これが分かるには相当な悟りが必要だろうと思う。
なんせ、「悟」という字そのものが「己の心」というものだから。
『太陽の法』の第６章で、大悟後の７月の描写として「七月には、潜在意識の宝庫が開かれ・・・」とあります。
私の場合、潜在意識の「宝庫」が、「パンドラの箱」なんじゃないかと。
あらゆる災い、思い出したくないトラウマがいっぱい詰まっていたりして・・・（笑）
まあ、そんなことを思うこと自体、自己信頼がない証拠なんですけどね。
エル・カンターレの法の光の下では、過去のあらゆる栄光でさえ色あせて見えてくるのも仕方ないのに、
過去のやらかしとか絶対に封印したままにしたいと思いたくもなる。
でもね、土蔵に過去の遺物や汚物が入っていたとしても、今世は「転生の折り返し地点」であることをもう一度ご確認ください。
私たちは、天上界に現にある理想世界を地上界に現出するためだけに出ているのではないのです。
天上界に現にある姿とてまだ完全ではなく、われわれが悠久の昔に満喫していた「魂の自由」から見ればあるかに不自由な世界を、天上界においても、現在、展開しているのです。
それゆえに、われらは今、新たな歴史の折り返し地点に立って、悠久の昔に得ていた「魂の自由」を、「魂の本質」を取り戻さなければならないわけです。
『幸福の科学の十大原理（上巻）』P.164
だから、「人生の棚卸」をもっとスケールアップした「転生輪廻の棚卸」が必要なんじゃないかと。