昨年の前半は「心の沈殿物」の存在に気がついて意気消沈していたが、
後半に入って別の指導が入ってきた。
2024年に私が解くべき課題がもう一問追加されたようだ。
前半を「個人の反省」とするなら、後半は「組織の反省」。
元職員だったこともあり教団の組織運営の不具合が気になる。
単純に「出家者だから素晴らしい」とは思っていない。
幹部、中堅、若手に対しての「不具合」が目に付くことも多い。
「何で彼らは法を学んでいるのにできないのか」という目で見ていた。
「言っても分からないし」という諦めに近い思いを持っていた。
以前は「何でできないんだ!」という裁きの思いがあったが、
「言っても無駄」ということで自分を諦めさせることで納得させるようになっていた。
ところが、昨年後半からは不具合を見つけるたびに、
「それに対してあなたはどうすればいいと思うか」と問いかけられた。
心の奥から「解決策を考えよ」との指導が来るようになった。