公開ブログ(2024/5/4更新)

K379 「奏上文」の大切さ

K379 「奏上文」の大切さ

- m ueda の投稿
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先日も書きましたが(K376 祈りの式次第が変更)、祈りの式次第は凄く重要。
「心より感謝申し上げます」と書いてあっても、「何に対しての感謝か」が分からないと漠然とした感謝になりがち。
そう、「ありがたやありがたや」みたいな、自分の無事に対する感謝にすり替わる。
この瞬間、奏上文の感謝とズレが生じる。

たぶん、これに気がつく人がほとんどいないように思う。
教団内での「奏上」の位置づけが低いのが原因だと思う。

「奏上とは天上界に対して謹んで申し上げること」という霊的所作の説明がもっと欲しいところ。

教団の歴史が浅いからなのか、宗教全体が唯物論に押されているからなのか、その両方なのか。
まあ、若い職員に期待しても難しいなら、「ベテラン信者」と言われている人達がつくり上げていくしかなさそう。

「言葉を大切に受け止める」という訓練は、経典の行間を読む力にもつながると思うので、ぜひ意識してみてください。