公開ブログ(2024/5/4更新)

【再掲】「無事で何より」は何より怖いかも

【再掲】「無事で何より」は何より怖いかも

- m ueda の投稿
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今回も五年前のブログから。
「自分さえ無事ならそれでいい」という自己中の思いは妖怪性ですよね。
ああ、この五年間、私はいったい何を修行してきたんだろうか。せっかく気づいていたのに・・・

(以下、再掲)
何気なく使っている「無事で何より」という言葉、あるいは考え方。
これって、知らず知らずのうちに修行を妨げているかもしれません。

「悪いことが起きないでほしい」というのはごく普通の考え方のように思えます。でも、よく見てみると「良くないこと」が「起きないでほしい」という「二重否定」になっています。

「悪いことを否定する」のは別に悪いことではないのですが、その一方で「良いことを生み出す」ことも忘れてはなりません。
でも、「無事で何よりだけ」に固まってしまうと、新しいことにチャレンジするエネルギーを打ち消してしまうことがありそうです。
チャレンジすることは、失敗する可能性も高くなるわけなので、もしかすると本心では「現状維持だけ」を求めているのかもしれません。
この考え方が固まった状態が「事なかれ主義」です。
それで、「断られるかもしれないから伝道したくない」とか、「つらい思いが出てくるから反省したくない」とか、修行を妨げる思いにつながりやすいと思いませんか。
でも、
この世に生まれてきたのは新しいこと個性を身につけるためと教えていただいています。

「自己認識の変容、拡大、発展こそが、実は魂の成長なのです」(『幸福の法』第1章「不幸であることをやめるには」より)

ということで、失敗する可能性も覚悟の上で失敗しないようにチャレンジすること自体、来世守護霊となったときの大切な経験になるはずなので、祈願や祈りで天上界の応援を仰ぎながらアレコレとチャレンジしていきましょう。