公開ブログ(2024/5/16更新)

K317 キャッチボールとドッジボール

K317 キャッチボールとドッジボール

by ueda m -
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先日「演技者と修行者」を書いたせいか、似て非なるものについて考えが向いていってしまう。
そこで、以前から考えていた表題の件について書いてみます。

思いを伝達するときに、「キャッチボールが大事」。
コミュニケーション能力ですね。
でも、気づかぬうちに「ドッヂボール」になっていることもある。

さらには、コミュニケーションするつもりもなく、相手を断罪するために言葉を発しているようなシーン。
説得できずに押し付けになるのが「正しさの強要」。
勝負の世界が展開され、勝者と敗者が生まれる。
敗者は「恨み」をもって想念で勝者を呪い続けて霊的復讐を始めることもある。

「ボールのやり取り」は同じでも、
「ドッヂボール」と「キャッチボール」は似て非なるもの。

相手が取りやすいように投げるのが「キャッチボール」
相手が取れないように投げるのが「ドッヂボール」

善悪の発生原因は、理解、説得の技術論にあるのかもしれません。
(『愛の原点』P.29)

理解も説得も「愛の具体化」なんでしょうね。