公開ブログ(2024/5/16更新)

K307 「時代の変革期」という学び

K307 「時代の変革期」という学び

- m ueda の投稿
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「時代の変革期」とは言われてもなかなか実感しにくい。
実感がないと「他人事」あるいは「傍観者」になってしまう。

そこで、時代を俯瞰する参考として「鎌倉期」や「幕末」を考えてみたらいいんじゃないかと思った。
そのあたりなら、教科書でも学んでいるし、書籍や映画も豊富にある。

鎌倉期は、やがて迫りくる国難、蒙古襲来に備えるために、天上界の指導で貴族の時代から武士の時代に転換させた。
過去の出来事だからその時代を俯瞰できるが、蒙古襲来を悪質レプの侵攻と見れば、実に現代に通じるものがある。

また、幕末は鎖国を解いて国際社会の仲間入りをしようとした。
黒船襲来に備えるとともに侵略的帝国主義が跋扈する国際社会に対応可能な近代国家に転換していく必要があった。

こうした「時代認識」というマクロ的視点と、「自分の使命」というミクロ的視点がないと心が動かないんじゃないかな。
『人間完成への道』P.77には
「時代認識」と「自分の今世の人生への使命感」というもの、
これなしにして心の修行などないということを言っておきたいのです。
それが見抜けなかったら、何を勉強しても意味がないのです。

ということで、「何のために、何を変えなければいけないのか」。
これに対する回答を見つけ出し、人生計画を立案する。
そして、計画を実行しつつ、定期的に振り返り、必要があれば修正を加える。
ただただこの繰り返し。これが本来の修行なんじゃないかと気がついたところです。