公開ブログ(2024/5/16更新)

【再掲】経典を実感する工夫と意外な発見

【再掲】経典を実感する工夫と意外な発見

- m ueda の投稿
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今日は支部で「50巻DVD学習会」があった。三帰して間もない方の学習の機会として一年以上、毎月二回のペースで続いている。

50巻DVDは、若き日のエル・カンターレの獅子吼が胸を揺さぶる。

一説によると、会場に来ている「見えないお客様」を吹き飛ばすための獅子吼だったとか。

で、本日の学習会の内容は「究極の自己実現」。

その昔、仏法真理学検定試験で出題範囲だったとき、なかなか理解できなくて苦労した御法話だった。

日本語は分かる。でも、胸に入ってこない。記憶に残らない。

そこで、主が強調されているところだけでも暗記しようと思って、強調語だけマーカーしてみた。

「どうしても」「こそ」「だけ」「断じて」「決して」・・・

そしたら、

「あれ? これってさっきまで読んでた本だっけ?」

っていうくらい、内容が胸に入ってきた(笑)

 

主が強調し、熱く語っているところを“冷静”に読み流している自分に気づき、主の熱意に自分を合わせようとしながら読んでみたら「世界観」が変わった。

じぶんの世界観から主の世界観に少し近づけたらしく、胸に入ってくるようになった。

こんなささやかな学びの工夫を本日の参加者の方々にお伝えしたら、「なるほど、それいいですね」「是非やってみます」と、予想外に喜んで頂けた。

この経験からの一つの気づきとして、「それならできる」と思っていただくことの大切さ。可能性の拡大への期待感とでも言えるだろうか。家に帰ってから「自分で再現できる」という期待感だ。

学習会というと「教えてもらう」というかたちの一方通行になりやすいから、上手に工夫を続けないとマンネリ化しやすい。

でも、「それなら私でもすぐやれる」という体験談は、自己拡大の期待感をもたらすのかもしれない。

そして、実際にやってみて喜びを感じていただけると「示・教・利・喜」の幸福を生み出すプロセスがきちんと整う。

 

なんか、今日の学習会でいちばん学べたのは、担当者の私だったかも(笑)