今回は、私自身の「自灯明時代の入り口」を書いてみる。
二年前の12月、「透明な心」研修(原曲研修)で、ギリシャ精神を一瞬体感した。
ギリシャ時代の自分と共に「ヘルメス様はカッコイイ!!」とはしゃいでいた。
その翌月の原曲研修「仏陀のようには死ねないよ」では真逆の展開。
反省してこなかった自分の醜悪さに気づいてしまった。
前月に、「爽やかだったときの自分」を思い出していなかったら鬱になりそうなほど落ち込んだ。
それから「発展の指針」「心の錆び落とし」、そして原曲研修にもたびたび参加した。
でも、「気づきは積み上がれども対策は立たず」の状態。
数多くの気づきはかえって「理想と離れている自分」を浮き立たせるだけだった。
そんななかで、新宿精舎の「八正道習慣化セミナー」を受け始めた。
マッサージのように「痛いけど気持イイ」のがクセになって通い続けた。
そして気がつけば、あれほど反省を嫌がっていた気持ちは半減し、
むしろ、「傾向性を変えないまま来世を迎える危うさ」のほうが大きくなり、
ようやく自己変革に取り組みたい気持ちのほうが大きくなっていった。