日本に繰り返し転生してきた私たちには「極楽浄土」に対する憧れがあるはず。
ただ、それが「パラダイス」なのか「ユートピア」なのか。
この違いを正確に区別できていないように思う。
主は繰り返し「ユートピア」を説くが「パラダイス」という言葉は使わない。
「パラダイス」は霊的価値がなくても成り立つ。
イスラム教では「天国は酒の川が流れ、大勢の美女が待っている」らしい。
肉体人間の考える理想郷がパラダイスになっていいるのかも。
ところが、主が説かれる「ユートピア」は「これから建設するもの」。
そのためには、まず腐敗し朽ちかけた仕組みを取り除いてから神の理想の実現。
1991年末の「新世界建設」で説かれた「光明荘厳たる地上仏国土」。
これを今後幾転生かけて創造していく「号令」が発された。
まずは幾転生積み上げてきた「過去の清算」が先行させつつ、
その上で本当の目的である「ユートピア」をしっかりと心の描きたい。