病院の地獄が描かれている。
そのなかで今回は、同僚だった看護師が救済に行くシーンを取り上げてみる。
職場においては真理を十分に伝えられなかったのだろう。
でも、「伝えたい」という愛の心は持ち続けていた。
だから「地獄に救済に行った」ということ。
さて、現在の私の心境はどうか。
「地獄まで救済しに行きたい」と思うだろうか。
これで自分の悟りの程度を測ることができそう。
二十年ほど前に地獄行きのエレベーターに乗る夢を見た。
ボヤキながら救済に向かう。
「このエレベーター、嫌なんだよな~」
地獄に降りていく間の「地獄落ち感」がとっても不快なようだ。
「ボヤキながらの救済」が私の悟りというあたりか(笑)