前回は「見えないものを見る方法」ということで二つの経典を紹介しました。
すごく深いテーマなので思わず同じ二度も投稿してしまってすみません。
さて、今回は「見えないものを感じる」というテーマ。
「気配を察する」という意味がすぐに思い浮かぶと思いますが、
今回は「自分の体験にあるものに引寄せて体感する」という方法を書きます。
たとえば「満月のような」という表現。
そこに満月が無くてもイメージで思い浮かべることはできる。
四禅定も初禅から第三禅までは「水」「雲」「満月」をイメージし、
それらの属性を利用して「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」という見えない世界観を体感する。
適当な言葉が見るからないが、「体感版の例え話」とでも表現すべきだろうか。
ただ、四禅定をやり慣れていない方にはたぶん伝わりにくいとは思う。
今月は16日が満月。
天空を眺めながら「主はなぜ満月瞑想を指導されたのか」を思慧してみてはいかがでしょう。