公開ブログ(2025/5/9更新)

K479 経文の体感

K479 経文の体感

- m ueda の投稿
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経文の内容をよく読むと二種類ある。
①理解するための「教え」
②実践すべき「戒」

「エル・カンターレへの祈り」の経文を例にとってみると、前半は五項目の「信じます」が続く。
後半になると「点します」「果たします」「運びます」というように主に対する精進の誓い。
この部分を「戒として精進せよ」ということ。
そして、最後は「この経文を賜ったことに対する感謝」で終わっている。

時には経文読誦ではなく、経文そのものをじっくりと味わう時間を取った方がいい。
この「じっくりと味わう」ことで「主に愛されている」と感じることができるんじゃないかと。

前回書いた「無気力症候群」に陥ったとき、この「経文体感」も有効な脱出策。
スランプの時は調子の悪さに心が固定されている。つまり自分のことしか考えていない。
だからこそ仏の光を体感し、自分に取り込むことが有効だと思う。
たとえば、「正心法語」の冒頭数行だけを自分の心に向けて語り掛けるように読む。
これ、結構効きますよ!