前回取り上げた『詩集 Leftover‐青春のなごり‐』の発刊記念対談の『言葉・愛・呪い』。
これは「詩集の読み解き方指南」とも言えると思う。
御対談が経典化され、その中身の深さに最初に驚愕したのは『パングルへの変身』。
2021年末に対談が行われ、翌年二月に書籍化されて目を通してはいた。
しかし、その重大さに気がつくまでに半年以上かかってしまった。
「読めること」と「読み解けること」の違いに痛感し、メンバーブログで再三取り上げた。
一言で言えば「『パングルへの変身』は『秘密の法』の重要論点になっている」ということ。
信者が読み落としそうな論点、読み落としてほしくない論点についての「補足説明」になっているということ。
結論として、「対談」は「読み解き方指南」を意図して行われているんじゃないかと。
「神の言葉の読み解き方指南」という修行者にとっては感謝しきれないギフトだと思う。
この推測が正しければ、経典化されていない対談が実にもったいない。
・小説「とっちめてやらなくちゃ」対談 ←修正
・小説『地獄和尚』対談
・箴言集『地獄に堕ちないための言葉』対談
・箴言集『妖怪にならないための言葉』対談
・格はいく集③『神は詩う』対談