公開ブログ(2024/5/2更新)

K381 今世はずっと初心者

K381 今世はずっと初心者

- m ueda の投稿
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いま、「祈り」に関連する経典類を読み直しています。
支部長不在時に導師を務めることもあり、その責任を担うにふさわしい在り方を探っています。
「本当に霊的に祈りとして成立しているか」
霊的に見えるわけでなないので、教学によって少しでも補えるようにしようと手探りしている状態です。

そうしたなかで、改めて「祈りの原理」(『十大原理(下巻)』所収)を読んでいるときに下記の部分にハッとしました。

修行の方法においては、「自力」と「他力」という大きな二つの法門が考えられることは多く、そして、それらをまったく別個のものと考えている人も少なくありません。
(略)
しかし、真理はどちらのなかにもない。
真理は、この両方を貫くもののなかにある。

まあ、これだけでもインパクトある言葉なんですけど、これに続く言葉が凄かった!

自分を本当に創り変えようという意思のない人間には、他力の恩恵も、またないということを知らねばならない。
自力・他力はない。それは、神我一如となるための入口の滅名であって、本当はどちらもない。

いやいや、驚きました。
信者歴30年超とはいっても、そもそも何年経とうが今世では「エル・カンターレ信仰の初心者」なんですよね。
これは霊的真実なんです。「ベテラン信者」=「出来ている人」と思った瞬間にすでに慢心の沼にはまっているということかと。