「愛とは与える愛のこと。だから愛を与えなければならない」
そう語る信者や出家者も多いでしょう。
でもね、言葉の定義を聞いただけで実践に結びつきます？
主の言葉の受け売りだけでは相手の心には届かないと思う。
ただし、この言葉を言う人が、真に実践し心の底から語る場合を除いて・・・
かなり昔、正心法語の読誦がかなり個性的な某館長がいて、説法がことごとく心を打つ。
でも、その感動を法友に伝えようとして、自分のノートを見返しながら語っても伝わらない。
「当たり前のことしか書いてない」って感じ。
生で聞いているときの、あの感動が消え失せている（泣）
「頭で理解はできているが心がついていっていない」ということだろう。
実はコレ、大問題なんです。
「心が（法に）ついていっていない」
でも、その「心」しかあの世に持って還れないんですよね。
あれから心の修行がどれくらい進んだだろうか。
御法話は拝聴し、経典も読んではいるけど、「心の修行はどうかな？」と問われたら・・・
はい、幽霊なんかより自分の心の状態のほうがよっぽど怖いです！